みなさんこんにちは。個別指導塾の学習空間、東村山北教室・東大和教室の堀田です。
今週、来週とテスト対策の為日曜開校となりますが、本日は部活や試合もあり、来れない生徒も多いかなというところです。
さて、標記の件ですが、ここ一、二年の間に「勉強法がわからない」「暗記の仕方が分からない」というお話を新規面談で伺うことが多くなったように感じます。
こうした「方法論」については受験についての自己啓発本やテクニック本が数多出版されているわけですが、なぜこうした悩みがなくならないのでしょうか。
原因は2つです。
第一に、勉強法自体をいろいろと試していないケースがあります。
「色々とやっているんですが…」と言う場合もありますが、だいたい2~3種類しかやらず、それも毎日継続して2ヶ月程度(およそ定期試験一回分の範囲)やり切るというところまで行けないことがほとんどです。
また、時折あるのが、塾へきても我流で勉強しようとする場合です。ノートの使い方や、図の書き方、やり直しの仕方等、色々とあるのですが…
これは「そのやり方だったから、今までうまくいかなかったのでは?」という話ですが、入塾後、すぐに切り替えられない生徒をかなり見てきました。
第二に、基本を習得するのに楽な道はないということです。
これも入塾時の面談でよくお伝えしています。
スポーツでもまずは筋トレや走り込みで体力をつけることが多く、そのほとんどは楽しくないでしょう。
勉強もそれと同じで、所謂「勉強体力」が身に付くまではそれなりに苦労しますし、個人差があります。
1500メートルが6分を軽く切るような人が3キロ5キロを走ってもそんなにつらくありませんが、
ケガをしてずっと車イスだった人が突然走ろうとしても難しいでしょう。
まずはリハビリから始めることになります。リハビリが終わって初めてトレーニングができます。
そして一定の量を継続しない限り、成果が出るのは遅くなります。
暗記で言えば、小学生のころから好きな本はほぼ覚えてしまったり、詩の暗記をしたり(させられたり)ということがあれば、
必要なトレーニングの量もペースも変わりますし、「勉強体力」があるか否かで、繰り返す回数、チェックの必要数も変わります。
私たちは、その地点の学力から、どう行けば最短で目的地に着くようにルートを探しますし、駅伝のように後ろから中継車で並走もできますが、生徒の代わりに走るということはできません。
前述のトレーニングで言えば、いくら監督が筋トレをしても、選手の体力が増加しないのと同じです。
月末の定期試験から夏休みまで幾分余裕がありますから、夏期講習までに、自分の「正しい」型(フォーム)を考える機会かもしれません。
それでは失礼いたします。
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